厚生労働省において、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(以下「感染症法」)および医療法改正により医療人材派遣等の調整の仕組みの整備を進め、災害と感染症に対応する看護職員の養成・派遣・確保を一体的な仕組みの下で行うため、新型コロナなど新興感染症等に係る看護職員等確保事業が実施されます。日本看護協会が厚生労働省から業務委託を受け、本会にて実施します。
改正医療法では、厚生労働大臣が災害支援ナース養成研修を実施するとされており、従来の災害時の応援派遣に加え、新興感染症発生時の応援派遣にも対応できる災害支援ナースを養成するために企画・実施するものです。プログラムは、災害と感染症対応が一体化したものとなり、国が指定する内容を網羅しています。研修体制は、オンデマンド研修と集合研修を併せた形で実施され、全てのプログラムの修了が必須となります(修了者リスト化)。
◆2023年度災害支援ナース養成研修はこちら
■自然災害、感染症支援に係る看護職の応援派遣体制の概要

© 2023 Japanese Nursing Association .
■災害・感染症医療業務従事者と災害支援ナースの位置づけ

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